881 From: [ 近藤和彦 ]
レスが遅くなりました。
リードに関しては以前ここで質問されて詳しい見解を書きましたのでそれを参考にしてみてください。No.８６９のところです。
まあ一言で言えば一番いいリードというのは自分の身体や自分の出したい音、自分のマウスピースや楽器により違うということです。
リコー・グランドコンサートはアメリカの会社がヨーロッパ系（いわゆるコシの強い）のリードよりに作った物で、マーカ・スペリアルはマーカ社のこれまたコシの強いモノ、たぶん普通のマーカよりもケーンがしっかりしてるのではないでしょうか、そしてゴンザレスは珍しく南米のアルゼンチンで作られているリードです。ゴンザレスにも２種類あって確か青い箱の方がクラシックや吹奏楽向きなコシの強いものだったと思います。ゴンザレスはどちらかというとバンドーレンよりもリコーにキャラクターが似てるように思いました。あ、でも僕が吹いたのは青い箱ではなく赤い箱の方でした。赤い箱はJAZZでも充分使える、リード全体が振動する系です。
吹奏楽で使うなら質問の３つはどれもいいと思いますよ。ふつうのバンドーレン青箱でも充分いいと思いますが。
とにかく、リードは自分に合うものを探すしかありません。無理矢理硬いもの、柔らかいものを使うことはなく、無理せず鳴らせるものがいいでしょう。
もう１つの質問ですが、ソプラノはやはり音程が難しいですね。ソプラノをいい音で吹くコツは、アルトやテナーのように思いっきり息を入れて吹き込まないことです。音量は小さくてもいいから綺麗な澄んだ音色で響かせて吹きましょう。そしたら音程もとりやすくなります。それと、ソプラノのいい音のイメージをしっかり持って吹きましょう。
僕はソプラノを吹くときには、ある時はオーボエの音をイメージしたり、ある時は民族楽器をイメージしたりしています。
アルトからソプラノに変えた時、それまでの音楽の色ががらっと変わるような意識を持つとより生きたソプラノの音が出せると思います。アルトの延長ではなくね。
がんばってください！
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