VJO
2011年12月18日 日曜日 3:57 by "kazkondo"
今年もまたNYからVanguard Jazz Orchestraの皆さんが来日しました。
僕が最も影響を受け最も尊敬する師匠Dick Oatts氏が長年リードアルトを務めるバンドです。
今僕がこうしてなんとか楽器でお仕事できているのはこの方にレッスンを受けたお陰と言っても過言ではありません。
今回はその師匠が仕事の都合でライブ当日にしか来日できないということで、当日のリハーサルともしも天候などで飛行機が遅れたり飛ばなかった時のためのスタンバイ要員として師匠のトラ(代役)を頼まれました。
そうです、リハーサルとはいえあのバンドの中で吹いてしまいました!
いつものレパートリーはもちろん彼らはリハをやる必要はないのですが今回は新曲(というか昔Thad Jonesが書いたけれどやっていなかった曲らしいですが)が2、3曲あり、サウンドチェックとそれらの曲、それと今回はTpセクションもリードを含め2人トラだったのでTpセクションがやっておきたい曲を部分的にやりました。
ひとりひとりのマイクチェックのあとは我々日本のバンドでもやっているようにセクションだけでバランスをとるためのチェックを。これが楽しかった。VJOのサックスセクションの中で音を出せるんです!
リハトラとはいえフルートもソプラノも容赦なく出てきますし新曲のサックスソリとか木管ソリとか、、、
そして多分僕のため、僕がどういうプレイをするのかをみるためだと思いますが、というか思い出に1曲どうぞ的かな?普段Dick OattsフィーチャーのレパートリーのAlone Togetherのソロパートを吹かせてもらいました!
いやぁ、リハだからあまり緊張はしませんでしたが、楽しかったな。
CDなどで聴いてる時はよくわからなかったけど実際はソロのチェンジがむちゃくちゃ難しくリハーモナイズされていまして結構大体な感じでしかできませんでしたが、なんというか、見えるというか聴こえるというか。
楽しかった!リハが終わってピアノのMichael Weissさんに「あのチェンジすごく難しいのによく吹いていたよ。」と言われ嬉しかったです。ピアニストに言われると嬉しいですね。それとやはりソロを吹くと他のメンバーも少し安心するようでなんとなく空気が変わるのを感じました。
あいにく僕の譜面の最後のページが無くて最後の最後で途中で終わってしまいました。
ソロじゃなくアンサンブルの部分でも、やはりこの”見えるというか聴こえるというか”な感じが常にあり、これがとても大切なんだと思いました。
音量感や音色、そしてタイム感、とても勉強になりました。
たった2時間の単なるリハでしたが、本当に素晴らしい経験をさせてもらいました。
チャンスをくれた宮嶋みぎわさん、リーダーのダグラスさん、ありがとうございました。
本番前には無事師匠も空港から直接ですが到着し、お役御免となって、同じくTpのTerell Staffordのトラでスタンバイしていた岡崎好朗くんとお酒飲みながら本番の演奏を楽しませていただきました。
酒飲んで聴くのは楽しいけど、でもやっぱり演奏したかったな。
それと、以前Duke Ellington Orchにトラで参加したときも思ったのですが、昔から使っているらしきぼろぼろの譜面にワクワクドキドキしますね。もしかしてサド=メルの頃からの譜面?なんてのもあるし。
子どもの頃からの憧れのバンドに参加してレコードやCDで聴いていた曲の本物の譜面をそのバンドで吹けるなんて!だって今目の前にある譜面はサド=メルの頃からバンガードで使われ、たくさんのジャズフェスやコンサートで使われ、あんな人やこんな人も吹いた譜面なんですから。そりゃ興奮します。なんてことを思っていて出遅れたり間違えたりしてしまいました。。。
翌日はオフということで、昼は遠慮して夜になってからコンタクトをとり宿泊しているホテルで師匠とディナーをとりながらいろいろと聞きたかったことを質問攻めにしてきました。いえ、、、ほんとは、ひとつ聞くとそれについてドバーっとたくさんのお話をしていただけるので、ありがたい説教を聞きに行ったような感覚です。
音楽にはとても真面目な人なので、気軽にYeah~~~!なんて感じじゃないんですよね。
でもそれは僕にとってはありがたいと思っています。やはり師弟関係というのはある程度の厳しさがあるほうが本物なんじゃないかと思っていますので。
もちろん普通に会話もHugもしますが、他の外人プレイヤーの知り合いとはなんだか違うのです。
嫌われてるだけだったりして。。。
あ〜こんなバンドで仕事したい、あ〜こんな風に吹きたい、と、幾つになってもミーハーな数日間でした。
鳥取JAZZ
2011年11月07日 月曜日 1:36 by "kazkondo"
今年から始まった鳥取JAZZというイベントに参加させていただきました。
いまや日本各地で開催される町をあげてのジャズストリート。多いのは週末に昼夜を通し町のいろいろな場所、広場やお店などでプロ、アマたくさんのバンドが演奏するというパターン。
ところがこの鳥取JAZZはまず期間がまる2週間と長く、演奏だけではなくクリニックやアート展、写真展など盛りだくさんです。
これを仕切っているのが長年お世話になっているPf菊池ひみこさん。
ひみこさんはばりばりにライブやスタジオで活躍されている超ベテランの素晴らしいピアニストですが、十数年前に旦那さんのギタリスト松本正嗣さんのご実家がある鳥取に活動の拠点を移され鳥取を中心に活動されています。70年代にはアフロヘアーでギンギンに弾いていました。かっちょよかったですよ。もちろんたくさんのレコードを出されています。松本さんもスタジオやシャープス&フラッツなどにも在籍していた素晴らしいギタリストです。
そのひみこさんが代表のジャズストリートですからもちろんご自身もたくさんの開場でプレイしなければならず、それをやりながらの裏方仕事、例えば弁当の手配から会場のことなど、本当に大変そうでした。
演奏は、1日目の4日は、ホールでのコンサート。いわばこの2週間の目玉イベント。「Tottori Swingin’ Session ~Jazz meets Drawing Art~」というタイトルで、菊池ひみこ(p),エリック・ミヤシロ(tp),近藤和彦(sax),松本正嗣(gt),斎藤誠(b),市原康(ds)というメンバーに、1曲だけ市原さんのトリオとして翌日演奏がある福田重男(p)さん、森泰人(b)さんも参加という豪華なメンバーに、演奏中に造形作家の徳持耕一郎さんが即興描写をしている絵をステージ後ろに映すというもの。この徳持耕一郎さんという方がほんとに素晴らしかった。今回は絵だけでしたが、作品にはその線で描いたものを鉄筋で立体にするのですが、ラインだけでできるのでまるで絵が空中にあるように見えるのです。言葉ではわかりにくいと思いますのでhttp://www.hal.ne.jp/saurs/で見てみてください。
写真は実際に演奏中に描いていただいたものです。このような絵を次々と描いていきます。
徳持さんにいろいろお話を伺ったのですが、演奏中に描くというのは音楽を聴いていてここだという瞬間がありそれを即興でざっくりと描くそうです。写真と同じような感覚なのでしょうか。それと、どこから描き始めるのですかと尋ねたのですがほぼ目もとからだそうで、人の特徴は目元にあるそうです。それと指にも特徴が出るとのこと。興味深いですね。ステージでは描いている手元をビデオカメラで撮りそれを後ろのスクリーンに映すので描いているムービーを見ているかのような不思議な感覚でした。
そして2日目の5日は、まずわらべ館という子供のための施設で「子どものためのジャズ・ワークショップ&コンサート」。昨日の菊池ひみこ6の演奏とひみこさんが指導している子どもたちの合唱団のコラボです。この子ども合唱団がまたすごい。指導者がひみこさんなだけに普通の歌は歌いません。まず”セサミストリートのテーマ”、まあこれは子どもらしい曲ですがもちろん全部英語です。そして驚いたのは”チュニジアの夜”。チャカ・カーン・バージョンをそのまま歌うんです。しかもこちらももちろん英語で。冒頭のルバートの部分は何人かの子のソロ。
リズム隊はベテランスタジオミュージシャンで間奏をエリックと僕で吹くのですから豪華ですよね。チャカ・カーン・バージョンということで例のパーカーのフェイマスブレイクをすごい久しぶりに吹きました(汗)。
そして最後はいろいろな楽器を持参して見に来ていた子どもたちが加わってのC Jam Blues。タンバリンやカスタネットでリズムで参加する子もいればリコーダーやピアニカでメロディーで参加する子もいて、これはいい経験になりますよね。トランペットやサックスで子どもたちが参加することはあっても、特別な楽器じゃない家にある身近な楽器でジャズの演奏に加わるわけですから。
その後場所を移して今度は楽器別のクリニック。20人近い方が集まってくださり熱心に聴講してくれました。皆さんの熱心ぶりに休憩もとらず2時間30分ぶっ続けで盛り上がりました。(盛り上がったと思っているのは僕だけかもしれません。。。)
そして市原康さんトリオが演奏しているアフターアワーズへ。ここはひみこさんの旦那さんの松本さんの経営するライブハウスで僕のカルテットでもレコ発ツアーの時に出演しました。それ以外にも何度も演奏しています。1階は「日の丸温泉」といって普通の銭湯のようですが天然温泉で源泉がとても熱いので湧かさずそのままのお湯だそう。めちゃ熱いんです。今回は入りませんでしたが以前入ったことがあります。正確にはこのお風呂屋さんがもともと松本さんの実家で十数年前にその2階にライブハウスを作り、それを機に松本さんとひみこさんは鳥取に活動拠点を移した、ということです。
アンコールで2曲参加させていただきました。スウェーデン在住のベースの森さん、素晴らしかったです。もちろん福田さん、市原さんもいつものように素晴らしかった。
このアフターアワーズは食べ物がめちゃ美味いのでいつも思わず食べすぎ飲みすぎしてしまいます。今回も2日間たーくさん飲ませていただきました。ご馳走さまでした。
今回はすれ違いでしたがNYで活躍しているジャズフォトグラファーの常盤武彦氏のフォト&トークセッションも行われていました。久々に会えるかもと思っていたけど会えなかったのが残念。
盛りだくさんの鳥取JAZZ、これから長く続いて欲しいです。頑張ってください。
ひみこさん、松本さん、実行委員のスタッフの皆さん、お世話になりました。ありがとうございました。
そしてまた来年も喚ばれるといいなぁ。
エリック氏リクエスト超巨大特製ハンバーグと僕のリクエスト大盛りバケツ状態特製サラダで打ち上げです。最後はひみこさん、福田さんの3人で4時過ぎまで飲んでしまいました。。。
NNH
2011年11月01日 火曜日 2:08 by "kazkondo"
10月15日からNo Name Horsesのツアーが始まりました。
今回のお題は「ラプソディー・イン・ブルー」。でも新譜はベイシーやサドメルなどのカバー。
でもこれだけでは結局オリジナル曲がないことになってしまうので、1部はオリジナルとカバーを織り交ぜて、2部は30分以上のラプソディ1曲という構成。
ベイシーやサドメルのカバーといったってこのバンドが普通にやるわけはありません。カバーなのに基本はコンボの考え方なんです。まったく気を抜けません。
そしてラプソディーも題材はラプソディーですが小曽根さんの超オリジナル斬新なアレンジで聴いたことがないラプソディー。僕はアルトの他にフルートやピッコロも出て来るのですが、あの冒頭のクラリネット役じゃなくてよかったです。あれ毎回やると自命が縮まりますよ。でも毎回完璧にこなす岡崎正典くんはほんとうに素晴らしい。クラだけではなくもちろんテナーもここのところ音も内容も本当に素晴らしいです。
このバンド、毎回感じますが、小曽根さんはもちろんですが、全てのメンバーのソロが凄くて、自分が毎回それを聴けることがとてもラッキーだと思います。でもその分自分にもプレッシャーはかかるわけですが。
ツアーも残すところあと1本。最後まで気合い入れてガンバリマス!
在来線移動。ビッグバンドの移動は荷物や楽器が多くて大変なんです。
と、札幌から函館へ移動はプロペラ機。なんだかわくわくしますなぁ。
(左)そして夜は日々楽しい宴。でも移動が早いスタッフの皆さんとはあまり一緒に飲めません。なので一緒になると盛り上がるのです。この方々、こう見えても凄い人たちなんですよ。奥から照明の岡田さん、調律の曽我さん、音響の伊藤さん。この方々のお陰でコンサートができるわけです。本当に感謝しています。でも伊藤さん笑いすぎ。
(右)ステージではあんなに凄いプレイをするのに。。。tb片岡雄三氏とts岡崎正典氏、「先に帰りま〜す!」のポーズ。
葡萄棚の下
2011年11月01日 火曜日 1:15 by "kazkondo"
10月8、9日の2日間、立川の葡萄園の葡萄棚の下でBass上村信氏と演奏しました。
Art in Farmという活動をされている人たちからの依頼でした。
2日とも天気に恵まれ葡萄棚の上には月もありとても幻想的な空間での演奏で、たくさんの虫の声のとの共演も非日常的でとても楽しかったです。お越しくださったお客様は2日で約200人。ベースとサックスのデュオというマニアックな編成にもかかわらず、皆さん熱心に聴いていただけて本当に嬉しかったです。
せっかくのお客様のアンコールの声を司会者が強引に自分たちの話しをして断ち切ってしまい残念でした。お客様には申し訳なく思っています。しかも「CDが2500円とは高いけど記念に買ってあげて」などととびっくりするようなことを言われたこともとても残念な気持ち。せっかくお客様も我々演奏者も気持ちいい夜だったのに。
悪気はないのでしょうが人前で話す時には言葉やタイミングは重要ですよね。自分が気をつけようと思いました。
なんにせよいい演奏といいお客様で満足な夜でした。
災難
2011年11月01日 火曜日 0:39 by "kazkondo"
なんだか慌ただしい日々が続きブログを1ヶ月以上も空けてしまいました。
前回のブログ「熱帯」は実は新幹線の中で書いたものです。大阪に向かう新幹線、そうです、あの台風で11時間半も閉じ込められ結局大阪に行けなかった日です。
時間的には熱海で停車してる時に書いたようですね。
あの日は昼12:10の新幹線に乗り、まあ1、2時間くらい遅れても大阪には行けるだろうと軽い気持ちでした。で、まず熱海に着いて先で強風のため停車するとのこと。1時間くらい停車した後動き始めて三島に着いたら先が強風と停電でしばらく停車するとのこと。待つこと4時間、「この列車はこれから上りホームに入り東京行きのこだま号になります」というアナウンス。???ってことは大阪には行けないということ?その後ちょろちょろっと動き始めたと思ったら急に電気も消え停車。「停電区域に入っちゃいました〜」とのなんとも情けないアナウンス。そこから1時間くらい雨風の中停電したまま待ち、やっと動いて三島の上りホームに。「この列車はこれから東京行きこだま号になります。この先の運転は見合わせ、復旧のめどはたっていません」???じゃ東京にも戻れないってことか?そしてまた1、2時間経ちやっと動いて小田原へ。小田原からはやはり折り返して東京に戻る人がどっと乗り込んできてお盆のときのような混雑に。指定席は解除され全てが自由席になったので荷物や楽器をそのままにして外に買い物に行くこともできずただ待つのみ。そこからまた4、5時間。やっと動き始めついに新横浜まで帰ってきて次は品川。時間は夜10時半。0時までには家に帰れそうだと思ったのもつかの間、品川駅目前でまたもや停車。強風で飛んできたアルミの板か何かが車輪に挟まったとのことでだめ押しの1時間停車。結局東京駅に23:40着。ちょうど11時間半かけて三島に行って戻ってきました。
おかげで大阪でのライブには行けず、楽しみにしてくださっていたお客様には本当にご迷惑をおかけしました。
そしてそれから2週間後、大学で教えた後くたくたで帰ろうと夜9時に大雨の中車に。いつもテナーとアルトを持っていくので荷物も含めるとけっこうな量なんです。いつもは楽器を積んでそのまま鞄を持ったまま乗り込むのですが、大雨だったのでまず助手席に鞄を入れドアを閉め楽器を積んでさて乗り込もうとドアに手をかけた途端ドアロックがカシャっと。最近の車ってキーを持っていればリモコンで操作しなくてもドアハンドルに触るだけでロックが開いたり閉まったりするんです。おいおい、と思いもう一度ドアに触れてもなんとびくともしません。血の気が引きます。なわけないでしょ、って思っても作動しません。キーは助手席の鞄の中です。理由はわかりませんが、とにかく財布も何もかもが鞄の中で車は開きません。救いは携帯だけ持っていました。でもこれまた電池はほとんど残ってなくてどこかに1回電話したら多分終わりの状況。普通はJAFを呼びますが最近のそういう電気制御されてる車の鍵がJAFで開くとは限りません。いろいろ考えた末、家にいる奥さんに電話をして家から電車でスペアーキーを持ってきてもらえるようお願いしました。大雨のなか1時間半。寒かった。。。小銭もないので温かいものも買えずにただじっと待つのみ。
まあ11時間半の缶詰にくらべれば1時間半なんてあっという間でしたが。
なんともついてないことが続きました。
熱帯
2011年09月21日 水曜日 12:45 by "kazkondo"
先日、熱帯JAZZ楽団の所沢と神戸のコンサートがありました。
お越しくださった皆さま、ありがとうございました。
例年夏少し前にCDをリリースし、東京と大阪、もしくは神戸でその発売記念ライブをやってきましたが、今年は東京ではなく埼玉の所沢でした。
とはいえ電車でも車でもわりと近いので関西の方でいえば大阪と神戸くらいの感覚でしょうか。
所沢のホールは大きくて綺麗でなんの不満ももちろんありません。でもやはり都内でやりたい気もします。
たまには横浜なんかもいいですね。熱帯はイベントでは横浜でも演奏したことはありますが、ホールでの単独コンサートは1枚目のアルバムのライブ録音以来やってないと思います。
今回のコンサートでは、今年初めに皆さまにお願いした楽曲人気投票の結果がベストアルバムの選曲にも反映され、僕の書いたヘンテコなWalk,don’t runもセットリストに選ばれました。
CDには入ってるけど滅多にやらない曲の一曲になるかもと思っていましたのでとても嬉しいです。
たくさんの方々の応援、ありがとうごさいました。
まあ、これでまた当分は演奏されないかもしれません。。。
これからも熱帯はペースを保ってコンスタントに活動を続けて、永く皆さまに楽しんでいただけるよう、そして自分たちも楽しめるよう頑張っていきます。
これからも応援よろしくお願いします。
写真は神戸国際会館、本番前にステージ後ろからの光景です。大きいホールでしょ。そして神保さんのドラムがかっちょいい!
過去BBS閲覧できます
2011年09月20日 火曜日 13:35 by "kazkondo"
以前のHPで皆さんに書いていただきましたBBSが閲覧できるようになりました。
僕の海外からのレポもありますのでお暇な時に覗いてみてください。
『FEATURES』の中の<PAST BBS>を選び、右下の<BBS アーカイブ>で年と月を選べば見れます。
お別れ
2011年09月17日 土曜日 3:39 by "kazkondo"
ここ1ヶ月くらいで沢山の方とお別れしました。
立て続けにこれほど沢山の人と、しかもとても近しい人とのお別れが重なり、ここにこうして書くまでに少し時間がかかりました。
ひとりはとあるミュージシャンのお母様。直接お会いしたことはなかったけれど、そのミュージシャンの方とは長いおつき合いだし日ごろ大変お世話になっているので、告別式に参列させていただきました。普段元気いっぱいなやんちゃ炸裂のその先輩ミュージシャンも家族や亡くなられたお母様の前ではひとりの子供に。その方は何年もの間日本を代表する素晴らしい音楽家ですが、幼少期にお母様の影響で音楽に目覚めたことを知りました。いわばお母様が日本の音楽界のある部分を発展させるきっかけを作ったのです。そんなことを思いながら、感謝をしつつお別れをしました。
そしてひとりは年齢は少しだけ下だけど同世代の同じサックス奏者、臼庭潤。熱帯のトラや単発サポート、レコーディング仕事などいろいろ誘いました。家がわりと近かったので車に乗せて一緒に仕事にいくことも何度もありました。お通夜も告別式にも参列しましたが、来ているミュージシャンの幅広いこと。とても幅広く活躍していたことに改めて感心しました。自らの命を絶ったことは想像するだけでももの凄い決心だったんだと。。。残された潤の子供をご両親があやす姿に胸が張り裂けそうなくらいやりきれない気持ちになりました。棺の中の潤の顔を見ても実感が湧かなかった。目の前にいる身体には魂が抜けてるということが理解できなかった。式場でずっとかかっていた潤の演奏が本当に素晴らしかった。短かったけどめちゃ太い人生だったんだな。
そして本当に大好きだったドラマー、セシル・モンロー。ドラムも彼の音楽も好きだったけどなんといっても彼の人間が大好きでした。先日告別式に参列させていただいたけれど、実感が湧きません。実際に祭壇のセシルの写真と何百人の人の喪服姿を見ても、未だに信じられない。っていうか、未だに理解できない。でも考えるたびに涙が出てきます。セシルとはいろいろなセッションでも一緒にやったけど、ベースの佐藤慎一氏のバンドでたくさんご一緒させていただきました。中でも、そのバンドのレコーディングで2004年に一緒にNYに行った思い出は強力に身体に残っています(写真がこのサイトのPHOTOSのところにあります。http://www.kazuhikokondo.com/portfolio)。NYに着いたら空港にセシルのお父さん、お姉さんが迎えに来てくれていて、久しぶりにご家族に会ったセシルはまさに子供に戻ってかわいかった。翌日からのレコーディングにも毎日お父さんは遊びに来てくださり、演奏するセシルを見てとても嬉しそうにしていました。セシルもレコーディングには実家から通って久しぶりの家族との時間をとても楽しんでいたようでした。もっともっと一緒にやりたかったしもっともっと沢山音楽のこと聞きたかった。残念でしかたがありません。彼と一緒に演奏できたことは僕の誇りですしとても大切な財産です。しっかりと身体に残しておきます。ありがとうね、セシル。
そしてトロンボーン奏者の望月誠人。年は一つ下で、17、8年前に松岡直也さんのグループで一緒にやっていました。当時はジャズフェスも盛んだったしツアーもやっていたので随分たくさんやりました。その後ちょこちょこ会ってはいたけれど僕はだんだんとポップスの仕事から遠ざかってしまい彼が普段どんな仕事していたのか詳しく知らなかったのですが、亡くなったことを聞いて彼のブログを読んで驚きました。ジャニーズ系のありとあらゆるアイドルやグループのバック演奏だけではなく、バンドリーダーやアレンジ、ストリングスのアレンジなんかもやっていて寝る暇もないくらい忙しかったようです。嵐やTOKIO、V6や20th Century、KinKi Kidsやあややなど、アイドルに疎い僕でも知っている豪華な仕事ぶりです。凄いなあ。。。
実はこれ以外にも亡くなった方がいまして、なにがどうなってるの?というくらい3日に1回は訃報を受け取るといった状況でした。
セシルの場合はほんとに突然の不慮の事故だったので、セシル本人が一番驚き自分の実感がないんじゃないかと思ったので、告別式の前までは受けていた仕事場に彼は来ているような気がして、亡くなって少し後のボディ&ソウルでのウイリアムス浩子さんのライブに勝手を言って数曲参加させていただき会いに行ってきました。告別式が終わって本人もわかったのでしょうか。言葉の表現がいいかわかりませんが、体験したことのない、それは素晴らしい音楽葬でした。
葬式に出ると、自分の時はこんなに沢山の人に来てもらえるんだろうか、なんて考えます。
人は誰も死ぬことだけは決まっています。
もし運命というものがあり、死ぬタイミングも決められているのなら、病気であろうが事故であろうが自らの決断であろうが、それもまた受け入れるしかないのでしょう。
そう考えると死ぬことが怖いことだとはあまり思わなくなります。
でも、その順番が来るまでは自分にできることを全力でやらなければいけません。
誰もが満足してその時を向かえるわけではないでしょう。
無念さが残っていながらいかなければならなかった人のためにもできることを全力でやらなければなりません。
ついにその順番が来たとき、少しくらい満足できるといいなぁ。
先にいってしまった方々に、これまで本当にありがとうと感謝するとともに心からご冥福をお祈りいたします。
目標
2011年09月06日 火曜日 4:38 by "kazkondo"
今日はBlue Noteにミッシェル・ルグランさんを聴きに行ってきました。
御年79歳。素晴らしかった。
数々の名曲を書いたホンモノです。
ジャズがどうだとかなんてレベルではなく、ただ「音楽」として、とても素晴らしいライブだった。
震災や台風、連日の放射能関連被害、そしてなぜか続く近しい人の死。
疲れた心と身体にじわっと沁み入るような優しい音楽だった。
数日前に知り合ったトリオのベーシストのピエールさんに招かれて楽屋に入りステージを降りたミッシェルさんにご挨拶させていただいた。その優しさがそのまま音楽になっているのだと確信。
あの優しいピアノ、僕は好きです。
スーパーテクニックなんて必要ない。テクニックで驚かす音楽なんて心の奥には届かない。ましてや大音量なんて。。。
もちろんネームバリューも手伝っているのだろうけど、雨の月曜日、ピアノトリオで、立ち見が出るほどの集客。そのお客さんたちもじっくりと聴き入っていた。(と信じているが。。。)
派手じゃなくたっていいんだよね。
素晴らしい曲を作ってそれを語りかけるように演奏する。
でも、それには並大抵ではない努力をされているのでしょう。
僕も頑張ろう!
ミッシェルさん、いつまでもお元気でいて欲しい。
お盆@Body&Soul
2011年08月18日 木曜日 2:12 by "kazkondo"
お盆のど真ん中の8月15日、レギュラーメンバーによる私のカルテットのライブがありました。
お盆の月曜日にも関わらず沢山のお客様にお越しいただきました。ありがとうございました!
そしてなんと、この日は私のCDのプロデューサーでもあります小曽根真さんが奥様の三鈴さんと共に遊びに来てくださいました。CDを出してからなかなか予定合わずライブに来ていただけなかったのですが、やっと実現。数日前から「15日は行くよ」と言われてて嬉しい反面ドキドキで緊張でした。
せっかくの機会ですからCDで弾いていただいた曲から2曲、「The Sixteenth Night」と「From Doctone」をお願いしました。「The Sixteenth Night」はCDでもDuoで演奏していますのでこの日もDuoで。めちゃくちゃ緊張で脇汗タラタラです。
でもイントロの1音ですっと空気が変わりまるで別世界へ。いったいどうなってるのでしょう?そのまま導かれるように吹き始めてあれよあれよという間にどこかに連れていかれます。本当に不思議です。
以前のNNHのツアーの時もステージ毎で一人ずつDuoのコーナーがあったのですが、小曽根さんとDuoをやるとまるで自分が上手くなったような気がしてしまうのです。何処かに連れていかれるような。でもこちらが自分よがりに吹いていては連れて行ってはもらえないんですよね。ピアノをよく聴いていると「ほら、こっち。こう吹きたいんじゃない?じゃ次はこっちだよ。」みたいな。自分が吹いたことにうまくつけてくれるような気がするけど実は吹きたいことを一瞬先廻りしてその先を教えてくれるような。。。。不思議なんです。
でもまだまだ私はもちろん対等になんかやりとりはできせん。これがたとえば昨年のオーチャードのコンサートのようにブランフォードマルサリスさん級になると、もう本当に二人でどこまででも行っちゃうんですよね。まるで手品を見ているような。音楽ってこんなにも自由で楽しくてどうにでもできるんだって。でも「自由でどうにでもできる」には並大抵の実力ではできないんです。もともと天才が人の何百倍も努力をしてから辿り着く領域なんでしょうね。
まあそんな高い次元ではないにしても久しぶりの小曽根さんとのDuoは本当に素晴らしい体験でした。もっともっと練習してもう少し自由に会話ができるようになりたいなぁ。
そしてアンコールは、なんとこれまた遊びに来てくださいましたTpの木幡光邦さんにも加わっていただきホレスシルバーのThe Preacherという楽しいナンバーで盛り上がりました!木幡さん、ありがとうございました!そしてレギュラーピアニストの今泉さんと小曽根さんでくんずほぐれつの連弾!楽しかった〜!
ジャズって語学と似てるかもしれませんね。独りでいくら勉強してても実際に話しをしないと喋れるようにはならないし、かといって勉強しないといつまでも喋れないし。少し喋れるようになると自分のたどたどしい言葉につき合って話してくれる相手ならなんか喋れるようになったような気になる。相手の言葉も聞かず自分の憶えた言葉だけを自分勝手に喋っても会話にはならないし相手も諦める。知識と実力がどんどん身に付けば深い話しもできるし自由に話せるようになればどんなふうにも会話は発展させられる。自由に喋れるようになりたいなぁ。
凄い人たちのバンド、例えば以前やっていた小曽根さんのザ・トリオとか、バンド全員が対等に自由に話しができるんですよね。だからバンドごとどこにでも行けるしすっと戻れるし。ほんとに手品みたいでした。
私が絶大な信頼と尊敬をしているレギュラーメンバーの今泉正明さん、上村信くん、大坂昌彦くん、いつも助けていただいています。ありがとう!そして遊びに来ていただいた木幡さん、奥様の玲名さん、嬉しいお言葉と写真を頂いた音楽ジャーナリストの中川ヨウさん、そして常に向かう先を照らしていただける小曽根さん、三鈴さん、ありがとうございました!そしてそして、たくさんのパワーと勇気を送っていただいたお越しくださったお客様、本当に感謝します。ありがとうございました!!!
頑張ろっと!
そういえば小曽根さんに弾いていただいたもう1曲の「From Doctone」は亡くなったケニーカークランドさんに捧げた曲ですが、ライブが終わって京子ママが「ケニーが来てたみたいね」って言っていました。喜んでくれたかな?そういえば亡くなってもう13年も経つんだなぁ、と彼との思い出を久しぶりに蘇らせました。でもお盆って外人も戻ってくるの???
写真は中川ヨウさんからいただきました。連弾中の小曽根&今泉、それに喜ぶ私たち。
じゃじゃ麺
2011年08月12日 金曜日 15:23 by "kazkondo"
ボーカリストのmegさんの東北ツアーに行ってきました。
昨年自分のカルテットでもお世話になった盛岡すぺいん倶楽部、秋田キャットウォーク、そしてmegさんの出身地の秋田県大館市、さすがに東北地方はmegさんのお膝元、どこも沢山のお客様で盛り上がりました。
そんな中、旅の楽しみの一つは食事です。
特に盛岡は好きなものが沢山あるのですが、とりあえずはすぺいん倶楽部の目の前の「食道園」の冷麺(写真上)。盛岡には冷麺の美味しいお店は数々ありますが、ここ食道園は盛岡冷麺の本家本元、発祥のお店で昭和29年創業ですから60年近くも味と人気を守っているお店です。ダシも麺も抜群です!昨年の僕のカルテットの時はリハをちゃっちゃと切り上げ4人でいただきましたし、今回もmegさん以外の東北地方で活躍されている北田了一(p)さん率いるトリオの皆さんとリハ後揃っていただきました。ここ、お肉も相当美味しいらしいので次回はぜひとも肉焼きたいと思います。
そして盛岡でもう一つ外せないのが「じゃじゃ麺」。2008年のmegさんのツアーで初めて食べて以来はまってしまい毎回食べています。昨年の僕のツアーの時は駅ビルの麺屋のじゃじゃ麺を食べた大坂くんと今泉さんには大不評でした。じゃじゃ麺自体かなりB級グルメ的なものなのでお店によって相当味が違うのでしょうね。
というわけでじゃじゃ麺と言えばやはり「白龍(パイロン)」!
うどんのような麺をかなり柔らかめに茹で、その上にキュウリ、ねぎ、秘伝特製肉味噌、おろした生姜、紅生姜がのってきます(写真下左)。それをぐちゃぐちゃに混ぜ、そこにラー油、酢、ニンニクをかけて頂きます(写真下真ん中)。
見た目はとても美味しくなさそうでしょ。ところが不思議な食感と不思議な味。癖になるんです、これが。
そしてもう一つ儀式があって、食べ終わったお皿にテーブルの上の生卵を割り、皿にこびりついた味噌をかき集め卵と混ぜてカウンターに乗せ「お願いします」っていうと、そこに茹で汁を入れ味噌とねぎを追加して「ハイよ、ちーたんたんお待ちどう」って返ってきます。「ちーたんたん」という卵スープのできあがり(写真下右)。お好みで胡椒などで味付けしていただきます。
まあこれってご飯食べ終わった茶碗でお茶飲むとこびりついたご飯粒がとれて洗うのに楽になるのと同じような気がしますが。。。まあ儀式だと思えばね。
この白龍って店もデパートみたいなのの地下にできた綺麗なとこにも行ってみたけどやはり本店がだんぜん美味いです。ここも食道園同様創業60年くらいみたいですね。
やはり頑固に自信もってこだわってやっているお店はいいですね。もう少しいえば、その頑固さが押し付けがましくないのが素晴らしいです。押し付けがましくないからこそが長年人気を保つ秘訣でしょうか。謙虚さを忘れず時代に流されないこだわりに安心感と魅力を感じます。私もそうありたいものです。
しっかし、どちらも美味かった!
真夏の夜のジャズin葉山
2011年08月07日 日曜日 8:11 by "kazkondo"
久しぶりの小曽根真 No Name Horses、昨年の12月のオーチャードホール以来の演奏でした。
数年前に熱帯で度々出演した葉山マリーナでのジャズフェス、暫くポップスのフェスになっていたようですが、今年から新たにユニバーサルレコードが主体のジャズフェスに生まれかわりました。
大西順子さんや山中千尋さん、ハクエイキムくん、アマンダブレッカーさんらの素晴らしいバンドの後、我々NNHがトリの演奏をしました。
久しぶりのNNHは相変わらずの濃い内容でしたが、今回の目玉はなんといっても今や人気絶頂の青山テルマさん、クリスタルケイさんとの共演。
最初に彼女たちと共演することを聞いた時にはポップスを歌う彼女たちといったい何をやるんだろう?小曽根さんは何をたくらんでるんだろう?と疑問でした。まさかNNHでポップスの歌伴?
本番前日のリハーサルでその謎は解けました。
青山テルマさんはエタ・ジェイムスのAt Lastを、そしてクリスタルケイさんはドリス・デイが歌ってヒットしたShanghaiを途中美空ひばりさんが歌った日本語バージョン入りで、そして2人でジョン・ヘンドリックスが歌った超高速早口言葉のようなCloudburstを。
いやぁ、ビックリでした。テルマさんはブルージーでゴスペル歌手のよう。最初は静かに徐々に盛り上がって最後はバンドを仕切っての絶叫!思わず鳥肌です。ジャズ界ではかなりアクの強いNNHを子供のような細い身体の彼女が完全に仕切っての歌い上げ。あっぱれです!
そして大人の女性を感じさせるような色気のある歌のクリスタルケイさん。これまた歌伴とはいえ容赦しないクセの強い(!?)小曽根さんアレンジの曲をすーっと余裕な感じで歌います。
そしてCloudburstはほんとに素晴らしかった。小曽根さんのこれまた容赦なき超高速で、早口言葉のような歌詞を歌いまくり。二人のコンビネーションがバッチリなんです。
彼女たちが凄いのは歌う度にどんどんよくなり本番がいちばん素晴らしいこと。リハから何度か歌って本番にむけて完成度を高めていく、たぶん相当練習して集中しないとできません。ましてやあれだけの人気なのに自分のレパートリーは一切歌わず、いわば人の曲で、初めて生のビッグバンドで、しかもよりによってNNHで、聴いてるお客さんやバンド、スタッフを満足させてしまえる
こと。
たぶん今回の共演で彼女たちももっとジャズが歌いたくなったでしょうし、ジャズ界にもひとつの新たな朗報となるのではないでしょうか。
彼女たちの努力と集中力にとても勉強になりました。
たぶん近い将来彼女たちとの再演があるでしょう。
楽しみです。
写真はリハーサルでの一コマと隣の暑そうな正典、そしてサックスセクション全員で…のはずですが、あれモッチーさんは?
試験
2011年08月02日 火曜日 23:17 by "kazkondo"
僕が教えている昭和音大もやっと前期の実技試験が月曜から始まりました。
ということはまだ夏休みではないということ。
洗足や国立などはもうだいぶ前に夏休みに入ってるらしいのに。
可哀想な学生くんたちと我々先生たちです。
僕は普通の大学の理科系学科だったのでもちろん実技試験なんてありませんでしたので実技試験の採点をすることがとても難しく感じます。
生徒はひとりひとり順番に部屋に入って20人くらいの先生たちの前で演奏してそれを採点するのですが、きっと緊張しますよね。
ホールなど大勢の前で演奏するよりも20人くらいの前で表情が丸わかりのような至近距離で演奏するほうが僕は緊張します。
しかも何曲もではなくたった1曲をたった1回だけ。
オーディションのようなものですね。それを少なくとも年に2回もやるなんて。
でも音大生はそういう経験を学生の時から沢山積むことにより将来人前で演奏する時に冷静でいられるようになるのかもしれません。
音大生って大変ですよね。
で、その試験ですが、演奏に点数をつけていくのです。100点満点で何点って。演奏した音楽に点数をつけるんですよ。
物理や数学なら正解がはっきりしてるし問題を解く方法の違いで点数が変わるくらいならまだわかります。論文や作文や絵は物質だから見なおしたり読みなおしたりもできる。でも音楽はその場のその瞬間だけのもの。
自分の楽器ならまだ点数も付けやすいけど、例えばドラムの試験で、しかも曲がジャズではなくポップスやロックの場合、ずーっと同じ8ビートのパターンを叩いているものにどうやって点数をつけたらいいのでしょう。
もちろんリズムが安定しているとかが判断材料だし、音量感や音色も重要ですが、でもはっきりした基準はありません。
そうなると、なんか気持ちよかったとか叩いてる表情がよかったとか、「感覚」に頼って点数をつけるしかないのです。
でも聞いていて気持ちいい演奏って何をどう練習したらいいのでしょう?
僕は自分の演奏に「上手ですね」とか「凄いですね」なんて滅多に言われないけどたまに「気持ちよかったです」とか「涙が出ました」なんて言われるとこちらがその言葉に感動してしまいます。
音楽はテクニックも必要ですがそれよりも大切なことってあると信じています。
人を感動させることを目的に演奏したり練習したりすることってなにか違うと思う。
こちらが音楽の中に入っていって何かを期待したりせず一生懸命に演奏した時、聴いてる人は初めて「感動」してくれるのではないかと思っています。もちろん独りよがりな演奏ではそれは産まれないでしょうが。
学生の試験を通じて「なんか気持ちいい」ってなんだろうって考えています。
難しいことを追求するのではなく「気持ちいい」ことを考えるほうが自分には大切なんじゃないかって。
っつーか、難しいことができない言い逃れなのかもかもしれませんが。。。
TV
2011年07月28日 木曜日 23:04 by "kazkondo"
熱帯Superjamツアーから戻って午前中は大学に。午後からはNHKで久々のテレビ仕事。
僕は23才の頃「三原綱木とニューブリード」に所属していました。その頃はまだTV、ラジオの歌番組はビッグバンドが伴奏していた時代。ニューブリは主にNHKが多かったのですがフジTVやテレ東も多くて、毎週のレギュラー番組は3〜4本、隔週で収録するレギュラー番組が2〜3本、番組の仮録(歌手の人の練習用や番組構成のために使うカラオケ)が1〜2本、特番が月に数本、週末は地方での収録、とにかく毎日仕事をしていました。当時はフジTVのモノマネ王座決定戦という番組が人気があった頃であの収録は夜中から朝だったり、お正月の大相撲歌合戦とかプロ野球歌合戦とか12月に入ると1日に2本とか3本とか仕事があったり、年末は紅白があり、とにかく歌伴の毎日。NHKには少なくとも週に3〜4日はいましたし、テレビ局には詳しくなりました。
仕事がない時も収録のふりをしてNHKに行き、空いているスタジオやリハーサル室で勝手に練習したりしてました。(もう時効ですよね。すみません。)だって暖房も冷房も効いていてお茶は飲み放題だし食堂は安いし。。。
で、一昨日はその頃もやっていた長寿番組「歌謡コンサート」(昔は歌謡ステージだったかな。番組名は何度か変わってるのかな。)に1曲だけホーンセクションでお仕事してきました。
番組は当然今もニューブリードさんたちが演奏していて、そういえば昔タレントさんが自分のバンド連れてきて休みの曲があると嬉しかったのを思い出しました。嬉しいけど羨ましかった。
歌番組のあの雰囲気、懐かしかった。
しかし毎日毎日生放送の仕事してたなんて、今なら緊張して胃に穴があきそう。。。若いからできてたのかな。
写真は本番前の楽屋。西村浩二(tp) 奥村晶(tp) 村田陽一(tb) 吉田治(ts)さんという強力メンバー。アンサンブル仕事は上手な方々とやると歌謡曲だろうがなんだろうが楽しいです。
上下町、そして真庭市
2011年07月26日 火曜日 2:59 by "kazkondo"
熱帯Superjamツアー終了しました。
境港妖怪ジャズフェス翌日は広島県の上下町、上下画廊。山に囲まれた閑静な町。白壁のお蔵や昔ながらの家が整然と並びあまりのきれいさにまるで昔の街並を再現したような光景だけど、再現ではなくそのままの状態だそう。丁寧に大切に建物や街並を保存しながら使ってきた町民の方々の街への愛が感じられます。ただ保存するのではなくそこで普通に生活されていることを考えると、本当に住人おひとりおひとりがこの街を大切に思っていることがわかります。
ライブ会場の上下画廊は沢山のランプが天井から下がり横には沢山の雛人形。なんとも不思議な空間です。
日野皓正さんや寺井尚子さん、たくさんの方が定期的にライブをやっていることもあり沢山のお客さんは盛り上がり方を心得ている様子。しかもラテンはやはり分かりやすいし自然に身体が動き、会場はすごい盛り上がりでした。ありがとうございました。
終演後、翌日の会場の岡山県真庭市に移動です。ナビどおりに進んでいるようですがなぜか車1台が通るのがやっとの山道。対向車が来たらどちらかがかなりの距離をバックで戻らなければなりません。なんとか広い道に出た辺りでガソリンが少ないことが判明。しかし辺りに夜中やっているガソリンスタンドは全く無い様子。残りのガソリンで走れる距離は2~30km。高速入り口はそばだけど乗ってしまうと一番近いSAまで90km。さ〜て大ピンチです。コンビニに入って尋ねますが付近にはやはりGSはこの時間は全くないそう。と思ったらゲタ夫さんがなにやら駐車場で買い物に来た親子と話しています。なんとその方が家に買い置きのガソリンを10Lゆずってくださることに。しかも無駄にガソリンを使わないために家まで戻ってここまで届けていただけるとのこと。なんという親切な方でしょう。家までの距離は10Kmくらいと言っていましたが4、50分待ったので本当は片道20Kmくらいあったのではないでしょうか。感謝感謝です。
10Lのガソリンを頂き高速で90Km先のSAで無事給油もでき、深夜0時には目的地の岡山県真庭市に到着。
夜中で辺りは暗くて何も見えませんがホテルから最寄りのコンビニまで徒歩で30分はかかるようなので途中でコンビニに寄り今晩の食料と飲み物をゲットして早めに休みました。
翌日のコンサートもとてもいいお客様で前半はじっくりと聴いて後半は全員総立ちで踊ってもらえました。
今回のツアーはなぜかどのホテルも近くにコンビニはおろか飲み屋もなくなかなか健全な日々でした。
お金も使わないし身体も楽だし。
でもやっぱり地方では終わった後に皆で乾杯したいな。
初妖怪ジャズフェス
2011年07月24日 日曜日 11:39 by "kazkondo"
昨日は熱帯Superjam(7人編成の熱帯凝縮バンド)で境港の妖怪ジャズフェスティバルに出演しました。
このジャズフェス、ある方のブッキングで毎年出演者がいいなぁと思っていましたが、今回初めて参加することができました。
今年も日野皓正バンド、PONTA BOX+小沼ようすけ&熱田修二、寺井尚子バンドという豪華メンバー。さらに我々にはゲストでTOKUが参加。
今年で10回目のこのフェス、地元のスタッフの皆さんも東京からのスタッフの皆さんもとても素晴らしく、大変”いい”ジャズフェスでした。
また境港は昨年のテレビも手伝って街全体がきたろうで活気がありました。徹底して町興しをされているのがとても伝わってきました。
恒例らしいのですが、アンコールで出演者全員のセッションに合わせ妖怪たちの着ぐるみが沢山ステージに出てきてずっと一緒に踊っている光景も稚拙な印象は全くなくてむしろ興味深い感覚でした。
街もジャズフェスもとても素敵でした。
参加できてとても幸せに思います。
ぜひ皆さんも来年は行ってみてください。楽しいですよ。
僕もまた参加できるといいなぁ。
本日熱帯Superjamは広島の上下画廊というところで演奏します。
Duo
2011年07月22日 金曜日 4:28 by "kazkondo"
昨日今日と2日連続でDuoでした。
バンドは人数が増えれば増えるほど豪華で華やかになりますが、瞬時のコミュニケートは難しくなります。
アンサンブルの最小形態であるDuoは常にお互いに手を取り合うことができるのでとても面白いです。常に相手が何を考えてるのかわかりますからね。
昨日は大塚グレコでbass中村健吾くんとでした。彼が日本に帰ってきてからちょくちょくやっていますが、毎回とても刺激を受けます。長年アメリカで活動してきたこともあり、常に前向きで前回と同じ曲をやっても同じような演奏をすることは全くありません。それと、彼は常に曲のキー(調)を考えて選曲したり曲順を考えるのが勉強になります。僕なんて同じキーの曲を平気で続けてしまい、やりながら反省することがよくあります。曲の表情は違っても同じキーだとなんか景色が変わらいような気がすることありますから。
そして今日は高田馬場Hot Houseでオルガン河合代介くんとでした。彼とは実は古い付き合いです。最初に出会ったのは某POPSシンガーのツアーで、今でこそトミーキャンベルさんなどとジャズのライブをがんがんやってますがその頃はレコーディングやポップスツアーメインの人で、ツアーのリハーサルの合間にスタンダードやって遊んでいて、それだけ上手いんだからライブやったほうがいいよなんて言ってたらいつの間にかすっかりライブシーンの人になっていました。それからたまーにやってましたが今日は一緒にやるの3年ぶりくらいだったかな?しかもDuo。いや〜楽しかった。やっぱオルガン、いいねぇ〜。Hot Houseのアキさんもとても気に入ってしばらくこのDuo続けようよってことになりました。次回は9月6日です。Hot Houseには僕はその前に8月3日も出演しますが。
昔からの仲間と久しぶりにやって、それを周りにいいねぇって言われるのってなんだか嬉しいですね。お互いに違うところで頑張ってきたことが認めてもらえたようで。
明日から熱帯コンボ版のツアーで鳥取、広島、岡山行ってきます。普段は大人数ですが7人編成のラテンジャズ、楽しいですよ。しかも明後日のジャズフェスはプラスTOKUちゃん。楽しみです。ってか、寝なきゃ。
大学
2011年07月20日 水曜日 1:43 by "kazkondo"
今日は大学で教える日でした。
ジャズコースができて今年で3年目ですが、今4人の生徒を受け持っています。個人レッスンと学年ごとの演奏法という授業で、朝10時から夜19時まで、途中休憩は30分だけ。週に1日で済ますために自分で詰め込んだ結果なのでしょうがないのです。
で、終わってすぐに帰ると渋滞にハマるのでそのまま学校で自分の練習を21時までやって帰ります。家から学校は朝は余裕をもって2時間みるのですが、21時過ぎなら1時間ちょっとなんです。因に夕方だと2時間半かかったこともあります。。。
1日教えてると本当にクタクタになりますが、終わって自分の練習をすると不思議とリフレッシュでき帰りは心も身体も楽チンなんです。
日中は大勢の生徒でにぎやかですが19時過ぎると生徒もだいぶ少なくなり、なんだか自分が学生の頃、学校が閉まるぎりぎりまで誰もいなくなった校舎で練習していたのを思い出します。
でも僕なんて音楽大学も音楽学校も行ってないのにこんな僕が大学で教えていいのでしょうか?
練習する根性だけは教えられるのかもしれません。
お休み
2011年07月19日 火曜日 2:32 by "kazkondo"
今日はお休みでした。
といっても最近では珍しくはないこと。数年前まではほとんど休みがなく毎日何かしら働いていたんですが昨年あたりから連休も多々あり、でも明日は休みだと思うとつい前日飲み過ぎてしまいます。ということは飲み過ぎる日が増えているということです。いかん!
ということで今日はPhotosに写真を6枚ほど入れてみました。こういうのって定期的に入れ替えたり増やしたりしないと飽きますよね。飽きた頃に少しずつ増やしていきます。
明日は大学。早起きです。が、もうこんな時間。1杯だけ飲んで寝ることにしよう。
いい仕事
2011年07月17日 日曜日 12:20 by "kazkondo"
毎日BLOG書こうと思っていたのに2日目にして空けてしまった。。。先が思いやられます。
昨日まで4日間、LA在住のピアニストの関根弘江さんのCD発売記念日本ツアーに、馬場孝喜(g)、安ヵ川大樹(b)、柴田亮(dr)というメンバーで参加していました。
彼女のオリジナルとスタンダードをかなり細かく綿密にアレンジしての楽曲はとてもオリジナリティがあり独特の世界感でたいへん面白かったです。
CDではPeter ErskineやBob Sheppardなど第一線ミュージシャンが参加していて素晴らしいアルバムです。ほとんどの曲を3管でアレンジされてるのですが、これが素晴らしい。それを今回はギターとサックスでやるためにリアレンジされたのですが、原曲のイメージはそのままで、でもサウンドは違った新しさになっていて、関根さんのアレンジ力の高さがうかがえました。
ジャズのコンボとは思えない楽譜の難しさでしたが、日を追うごとに皆熟れてきてそれぞれの持ち味も出せるようになり、同じメンバーで何日か続けて仕事をすることの素晴らしさを感じました。でもこれはいいメンバーだから感じられることです。いいメンバーというのは技術的なことはもちろんですが人間的なことも大きいですね。
いい仕事だった、と思える充実した4日間でした。参加させてもらえてよかった。
また同じメンバーでできるといいな。
関根弘江さんのCD「a-mé雨」:
http://www.amazon.co.jp/Ma-Hiroe-Sekine/dp/B003LDKH6K/ref=sr_1_1?ie=UTF8&s=music&qid=1310869839&sr=8-1
お待たせしました。
2011年07月15日 金曜日 13:54 by "kazkondo"
先月末で閉鎖になったホームページを本日、完全リニューアルでオープンしました。
まだPHOTOSには何も入っていませんし、スケジュールも少ししか入れていませんが徐々に増やしていきます。
過去のBBSも閲覧できるようになる予定です。
このHPではBBSはお休みにしてBLOGにしました。できるだけ更新していきますのでコメントもお待ちしています。
これからこのHPでいろいろと発信していきますので末長いおつきあいをよろしくお願いします。
ご意見、ご要望がありましたらCONTACTから連絡をください。メールも直通です。
やっと皆さんとまた繋がれて嬉しいです。
大阪ロイヤルホース
2011年06月05日 日曜日 23:19 by "bbs-user"
1419 From: [ KANA ]
今月も、大阪で近藤さんのライブを聴くことができて ホントにうれしいです。
先日、kayokayoさんの書き込みにあったOur Pryer わたしも早く聴きたいなと思っていました。それが、今回 聴くことができ とても心に響いてきました。
それと、前回のCDに入っていないオリジナル曲とか ぜひリーダーアルバム第2弾として発売してほしいと思います。
今回はTさんのお嬢さんも初参戦されて、ライブの感激に加えて、お誕生日サプライズもあり、その日はテンションあがりっぱなしだったそうです。ありがとうございました。
職場の女子は、ライブの素晴らしさと、近藤さんのお人柄について、ほめまくりでした。
(わたしも同感です。)
また関西に来ていただけることを楽しみにしています。
6/2大阪ロイヤルホース
2011年06月05日 日曜日 8:00 by "bbs-user"
1418 From: [ Kumiko ]
4月1日のロイヤルホースさんのライブから、
早くも約2ヶ月ぶりの再演が実現され、
こんなに早く再演が実現されたことにまず、嬉しかったです!
開演前の恒例!お店の支配人さんのMCから、
前回の近藤さんライブで、大好評だったことから、すぐに次回ライブも
決められたというお話しをされ、今回も客席は大入り。
ノリのいいお客さんもおられたり、お店の雰囲気とプラスされて
今回も多彩に楽しませていただきました。
この日も前回と同じメンバーさんでドラム東原力哉さん、ベース三原脩さん、
ピアノ中島徹さん、そして、近藤さんがステージに登場され、
今回も思いましたが、いつもお洒落な衣装の近藤さんですね!
メンバー紹介の際に三原さんや中島さんがさりげなく演奏されていたり、
手を挙げて応えられていた力哉さん。このメンバーさんと共にライブの再演。
本当に楽しく、心地よく、熱く、贅沢な時間だと思いました。
近藤さんはMCで東京では寒く、雨も降っていたと言われたのですが、
梅雨時期の中、こちらに来られて、暖かいと言われ、雨も降らなかったこの日。
こういう形で大阪で近藤さんをライブで拝見できることは本当に貴重で、
Star Eyes、Teo、(それぞれ曲をいじられたことを説明され)でスタート。
さらに!近藤さんのオリジナル曲でアルバム未収録曲も演奏されたり、
感激でした。
近藤さんの曲を作られた時のイメージに、ある方から、
違う受け止め方をされたお話しから、
前回のライブで、近藤さんのアルバムからされた曲や、今回は、される曲など、
近藤さんの楽しく丁寧な司会進行も印象的でした。
近藤さんのメンバーさんへの自然な合図に、この日もロイヤルホースさんの特典、
お誕生日のお客さへのバースデー演奏のプレゼントもされ、
ニューオーリンズなリズムにご機嫌で温かい演奏は
こちらまで温かく楽しい気分にしていただけました。
思わずこの日に誕生日を摩り替えたくなる気持ちでしたが、ダメですよね!
近藤さんもその時、先日お誕生日だったことを言われ、
熱帯でサプライズ祝福があり、その少し前。森村献さんが22日にお誕生日
だったということで共通でお祝いされたそうですね!
連日アルバムをお聴きしているうちに、Black Beansもお聴きしたいと思ってた中、
1stステージ最後にソプラノに持ち替えられての演奏も嬉しかったです。
2部は近藤さんの震災から2ヶ月後に書かれた「Our Prayer」
この日にお聴きできるなんて!近藤さんのbbsの
書き込みのお陰でも曲の印象の想像と共に、
実際にお聴きできて、各席に置かれているキャンドルの灯も曲に彩られたようにも思え、
さらに深く味あわせていただけました。
本編最後は「FROM DOCTONE」今回も同じメンバーさんで大白熱の展開、
凄かったです。
mcからナニワエキスプレスとの豪華共演が東京で
あるそうですね。電車に乗ったらすぐですからというお誘いの言葉。
以前、ラジオで小曽根さんが言われた事を思いだします。
ニューヨークへのライブに飛行機に乗ったらすぐですから!
そしてアンコールを経て、この日に想像していなかった超スタンダード曲。
今年1月に中村健吾さんのライブで演奏されて以来にお聴きできて、
今回のメンバーさんでの演奏も味わうことができ、感激でした。
そのアンコール曲はロイヤルホースさんの公式ブログに動画がアップされています。
3回、4回と今後もロイヤルホースさんで近藤さんのライブ出演の機会がありますように!
9月の神戸熱帯ライブは友達もお誘いでき、楽しみにしています。
大阪ロイヤルホース!
2011年05月31日 火曜日 10:57 by "bbs-user"
1417 From: [ 近藤和彦 ]
4月に大好評でした近藤和彦4関西版、もうすぐ再演です。
6月2日(木)大阪 ロイヤルホース 06-6312-8958~9
<近藤和彦(sax)、中島徹(p)、三原脩(b)、東原力哉(ds)>
東京でのレギュラーカルテットとはまた違った、関西の強力メンバーによる炸裂しまくりの近藤ワールドをぜひ聴きに来てください!
よろしくおねがいします。
>Kumikoさん、ありがとうございます。ロイホ、ぜひ来てくださいね。
>HIROさん、ありがとうございます。熱帯も2daysありがとうございました。Walk don’t runは皆様の応援のお陰で今年のもうすぐ出る「カバーズx宕沮C貌�襪海箸砲覆蠅泙靴拭�優燭个譴任后�淵ぅ轡腓砲靴討�世気ぁが
>よしあきさん、ホットハウスとサテンドール、ありがとうございました。次回はぜひボディ、よろしくおねがいします!
>imarinさん、書き込みありがとうございます。松岡さんの時もお越しいただいたんですね。今度はぜひボディ&ソウルのような生音のお店に来てみてくださいませ。よろしくおねがいします。
初書き込みです。
2011年05月30日 月曜日 12:32 by "bbs-user"
1416 From: [ imarin ]
先週、2日目のSTB139にお邪魔しました。
いや〜、熱かった!去年は松岡さんのライヴと、熱帯のホールコンサートでナマ演奏を聞かせていただいていますが、ハコや曲によって受ける印象が変わってくるものですね。楽器はシロウトですが、なんというか艶があるというか、いい音にはシビレますね。またそのうち、気絶しに行きたいと思います♪
おめでとう御座います!
2011年05月28日 土曜日 1:25 by "bbs-user"
1415 From: [ よしあき ]
って今日言えば良かったですよね〜
この間のハッピーバースデーで・・・まさか今日だったとは(正直者なので・・・)いや〜でも良かったです!雄三さんとの掛け合いイントロで始まる曲なんてNNHファンにはたまらん!
多分、読んでいる沢山のKK(近藤和彦の略)ファンの方々も、この私の書き込みを見て地団太を踏んでいる筈。
皆さん!行ける時は行きましょう!
素晴らしい演奏が体で聴けますよ!
では近々また伺いますので宜しくお願いします。
そうそう、これから月曜に有るという近藤さんのリーダーライブスケジュール、要チェックです!